こんにちは。
我が家で育てているミニトマトがあるんですが、ようやく実が付き始めたと思ったところで新芽(生長点?)の葉っぱが黄色くなってしまう症状が出始めました。

生長点付近の葉が小さく、黄色くなってしまっている

挿し芽したやつも真っ黄色!
これは明らかに異常なので、原因はなにか調べてみました。
何が原因?
「ミニトマト」「葉が黄色くなる」のキーワードで調べてみて、まず出てくるのが「株の老化」
これについてはまだ植えたばかりだし、なにより挿し芽した若い株にも症状が出ているので違うでしょう。
次の候補としてでてくるのが「トマト黄化葉巻病」
これはウィルス性の病気で、放っておくと周りにまで感染を広げてしまうためかなりヤバい病気のようです。
トマト黄化葉巻病ってどんな病気?
タバココナジラミを媒介として感染するウィルス性の病気。
感染から発病まで7日~20日程度と期間にばらつきがある。
土壌や汁液での感染はせず、害虫がウィルスを運んでくることで感染する。
どんな症状が出る?
症状が進むと葉脈を残して全体的に変色して縮れたようになる。
新芽部分は萎縮してしまうため、芯止まりとなってしまうことが多い。
感染してしまったら?
うちのミニトマトは黄化葉巻病なのか?
最初はこの病気を疑って、処分しなきゃならないのかーとガッカリしてたんですがよく症状を見比べてみると少し違うことに気づきました。
・黄化葉巻病 葉の縁から変色
・うちのミニトマト 葉の付け根部分から変色
似ているようで微妙に違う。
では原因は何なのか?
さらにいろいろ調べてよく似た症状を見つけることができました。
原因は鉄分不足!(たぶん)
鉄欠乏症の症状は?
・特に新葉で症状が出る
・葉脈部分も同様に黄色く変色する
もうすべての症状が一致しているので間違いないでしょう!
ではなぜ鉄欠乏症になってしまったのか?
鉄欠乏症の原因は?
・銅、亜鉛、マンガンなどの重金属過剰により誘発される
・土壌pHが高い(アルカリ)場合に発生しやすい
この2つ目、アルカリ土壌には心当たりがあります。
というのも、植え付け前の準備をしているときに苦土石灰を多めに撒いてしまってました。
まぁそんな影響ないだろうとそれほど気にしてなかったけど、まさかこんな形で影響してくるとは勉強不足でした。
鉄欠乏症の対策は?
・土壌pHを改善する。
・キレート鉄の土壌潅注、もしくは葉面散布
今回はすでに症状がでていて即効性が欲しいので、後者の鉄分補給をすることにしました。
ということで、さっそくホームセンターへ出向いて肥料コーナーを物色してみる。

鉄分補給用の肥料&活力剤を購入
まず肥料として買ってきたのが「ハイグリーン ミネラル肥料」
これは窒素・リン酸・カリウムが入っていない代わりに鉄やホウ素などの微量元素が入っているようなので追肥として使うのにちょうどよさそうでした。
それとわりと定番商品と思われる「メネデール」
こちらはキレート鉄が入っているので葉面散布用に購入してみました。
ただ、メネデールは100倍希釈で使うみたいなのでコスパはあまりよくなさそうです。
ほんとは1000倍希釈で使える「鉄力あくあ」が欲しかったんだけどホームセンターでは取り扱いが少ないのか店頭では見つけられませんでした。
メネデールは100ccの小さいのを買ったので一回で使い切っちゃうと思うので、別途アマゾンで鉄力あくあを注文しておきました。
とりあえず葉面散布と追肥をしておいたので、症状が改善してくれるといいんですが・・・
あとは週1くらいで葉面散布しつつ経過を見ていこうと思います。
▼処置して一ヶ月後の様子はこちらからどうぞ!
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