こんにちは。
さいきんすっかり暑くなってきましたね。
暑さに弱い&汗っかきな自分はすっかり弱り気味な毎日です。
そんななか、涼しさを求めて手近な山にツーリングに行ってみることにしました。
この日は新型コロナで非常事態宣言が出る前でしたが、朝方冷え込み日中暑いというパターンで冬ジャケを着ていた俺は熱中症寸前の弱り切った状態で走ってました。
山の中はやっぱ涼しい!
街中はそんな状態でもやっぱり山に入り林道を走っていると多少は涼しくなるもので、特に林道わきに沢が流れてたりすると音も涼しげで快適ツーリングでした。
こんなかんじの道をトコトコ走っていると、いろいろな植物が芽に飛び込んできます。
特に山菜好きとしては食べられそうな野草を気つけるたびにバイクを停めてチェックw

もはや定番ともいえるヤブカンゾウ
ヤブカンゾウはさっと茹でて酢味噌で和えるとシャキシャキした触感と相まってすごく美味しいですよ!
ちなみに天ぷらにしてみたら衣がうまく付かずに素揚げみたいになりましたw

これはウルイ
ウルイはおひたしが定番かな?スーパーで売ってるような大きなものは天然ものだとなかなか見かけませんね。
でも、生えてるところには固まって生えていることが多いので収穫は楽です^^

これはたぶんヤブレガサ
これは大きくなってしまったヤブレガサかな?
小さなうちは山菜として食べられるけど、ここまで育ってしまうと食べられません。

ヤブレガサの親子
たぶんこれくらいが食べごろだと思います(下の小さいほう)
第六感発動!アレの気配を察知!?
そんな感じで林道散策を満喫し、そろそろ帰ろうかと山を下りている最中にふと頭上に何かの気配を感じました。
それは走っている道路の左側、崖の上の平らになっているところが妙に気になりました。
どうしようか迷っていたけど、どうしても見てみないと後悔するような気がしてUターンして上に登れるところを探します。
崖の上はパラダイス!
少し戻ってバイクを停め、登れそうなところから斜面を上がっていく。
すると目の前に平らな地面が開けていて、なんとそこには!

一面に広がるワラビたち!
見渡す限りワラビが生えている光景でした!(写真伝わりづらいですね)
これまでワラビを見つけた時はわずか数本しか生えていないことが多く、まとまった量の収穫をしたことがありませんでした。
ずーっとワラビをたくさん取りたい!と願っていたのが通じたのか、奇跡的な発見でした。
あとはひたすら汗だくになりながら夢中でワラビを取りまくり、コンビニ袋にあふれんばかりの収穫を持ってニコニコで帰宅しました!
家に帰ってワラビのアク抜き作業
さて大量のワラビを収穫してきたわけですが、食べる前にはひと手間掛けなければいけません。
そう、ワラビのアク抜きです。
ゼンマイほどではありませんが、ワラビも同じシダ科の植物でけっこう強烈なアクがあります。
当然そのままでは食べられませんのでアク抜き作業をしていきましょう。
と、そのまえに本日の収穫のご紹介です!

アク抜き前のワラビ
どうでしょう?画像では伝わらないかもしれませんが、重さをはかってみたら計2.7キロありました。
夫婦二人で食べるには十分すぎる・・・というか持て余す量ですw
ま、冷凍や干しワラビにして保存できるようなのでそのへんは後で考えるとしてさっそくあく抜きをしていきましょう。
といっても作業は簡単です。
まずはお湯をたくさん沸かしてください。
ワラビがヒタヒタに浸かるくらいの量があればOK。

ワラビに重曹をふりかける
お湯が沸いたらワラビに重曹を振りかけてください。
量は表面にうっすらかかるくらいで大丈夫だと思います。
それよりも、重曹と言っても掃除用として100均なんかでも売ってますがそれは使わないでくださいね。
不純物が入っている可能性があるので、かならず食用のものを使用してください。
重曹を振りかけたら沸かしておいた熱湯をヒタヒタになるまで注ぎ、そのまま一晩から1日程度置いておきます。

お湯でアク抜き中のワラビ
これでアク抜きはOK。
個人的にはすこしほろ苦さが残ってるくらいが美味しいと思うので、そのへんは途中味見をしながら調整するといいと思いますよ。
この日は少しだけおひたしで食べましたが、シャキシャキした触感と新鮮だからこそ味わえるヌメリで非常においしくいただきました。
残りは小分けして冷凍しておきましたので、しばらくはいろんな料理で楽しめそうです^^